相続が発生した時に、不動産はどのようにして分けるのか。 相続が発生した時に、相続財産の中に土地や建物といった不動産があるのは多いことだと思います。 相続の時の不動産の分け方にはどのような分け方があるのでしょうか。 ①換価分割 ②代償分割 ③共有 ①の換価分割は、不動産を売却して、代金を分…
相続の時に、遺言書がないとトラブルが起こりそうなケースはどのような時でしょうか。 例えば・・・ ①夫婦の間に子供がいない。 夫婦の間に子供がなく、夫が遺産の全てを長年連れ添った妻だけに相続させたい時は、遺言書が必要です。遺言書が無ければ相続人が妻と夫の兄弟姉妹の場合には兄弟姉妹も相続人になりま…
所有権保存登記や抵当権設定登記等のご依頼を頂いたときに、住宅用家屋証明書が取得できるのかを確認します。不動産のある場所それぞれに、管轄の市役所が違います。 市役所の窓口も違うことがありました。例えばA市では税務課税政係ですが、B市では資産税課でした。市役所に行けば親切に教えて頂けますが、時期・時間…
引っ越しをされた方で免許証などの住所変更等の手続きはされていますが、不動産の方の登記名義人の住所変更登記をしておられない方もなかにはいらっしゃるかと思います。 不動産の所有者の方が売却あるいはお金を借りる為、抵当権を設定しなければならない場合、現在の住民票の住所に変更登記をしてから登記手続きを進め…
遺言の執行を確実に行うためには遺言執行者が必要です。遺言者が遺言で指定することもできますし、その指定がないときは、家庭裁判所に選任申立てをして決めてもらいます。 相続人の中からも遺言執行者を選ぶことはできますが、相続において利害関係がなく、相続に関して知識のある司法書士に頼むことが相続人同士の…
未成年が会社役員!?なれるんです!! テレビとかでも高校生社長とか出られてることがありましたが、未成年者でも会社の役員である取締役や代表取締役になれます。しかも出資をして株主になることも可能です。 ただし、やはり未成年なので親権者の同意が必要です。そして、印鑑証明書を法務局へ提出しないといけない…
「姉が印鑑登録をしたくない(実印を作りたくない)と言っているのですが、どうしたらよいですか?」相続登記のご依頼者様より、このようなご相談がありました。 相続手続きの必要書類として、遺産分割協議書に実印を押印の上、印鑑証明書を提出するようお願いをしていましたが、市区町村の印鑑登録をしていない方の…
夫が亡くなったという方から相続の手続きのご相談がありました。故人は小学校2年生と5年生のお子様を残し、若くしてお亡くなりになったとのことでした。法律上、未成年者は判断能力が未熟であると考えられており、単独で遺産分割協議に参加することが認められていません。このような場合、未成年者本人に代わって「特別代…
戸籍は、本籍のある市区町村で保管されています。必要な時に請求できるのは、役所が保管している戸籍の原本の写しになります。 謄本と抄本の違いは、どの部分の写しをもらうかの違いです。戸籍謄本=全部事項証明書は、役所に保管されている戸籍の原本の全部の写しのことで、全員の分になります。 戸籍抄本=個人事項…
抵当権が付いたままの中古住宅は買わない方が良いのでは? 抵当権とは、借入金などの返済原資として設定される担保権のことをいいます。つまり、借入金が返済できなかった場合、抵当権の付いた不動産は換価されることになります。 戸建やマンションなどを購入する際に銀行などの金融機関からお金を借りると、金融機関…