「不動産の登記が何代も前の方の名前で残っている事があり、どうしたら良いのか困っている」という話をたまに聞いたりします。 不動産登記のスペシャリストの司法書士に相談されるのが良いのですが、 一般の方で司法書士がどんな仕事をしているのか、知っている方は少ないと思います。 彩りサポートは行政書士法…
建物の登記には「表題部」と「権利部」とがあります。「権利部」は司法書士が関わる事が多いのですが、「表題部」は不動産の実態を表すものです。 なので、土地建物の測量をしたりする必要があるので、測量の知識を持った土地家屋調査士という資格を持った方が担当します。 この資格は司法書士とは切っても切れない存…
不動産を取得するとかかる税金のことで、都道府県から請求されるものです。ただし相続で取得した場合にはかかりません。 取得後、忘れたころの3~4か月後に県の出先機関、県民局から郵送で納付書が届きます。この税金を把握していない方が結構おられるようで、司法書士法人彩りサポートにも「こんなものがきたんだけど…
判断能力が十分でない方(成年被後見人)の財産を守るために裁判所が成年後見人を選任することがあります。成年後見人は成年被後見人に代わって不動産の売買契約を結んだり登記をしたりすることが出来ます。松江の家庭裁判所でもそういったケースが増加している様です。今後さらに増加していくのかなと感じました。…
車庫証明の申請の為県をまたいで島根県より鳥取県まで移動しました。 松江市より車で30分ほど走ると到着するので近いものなんですけどね。 今回の車庫証明で事件がありました。 申請者様のお宅は五棟からなる賃貸物件でした。広い一つの土地だと思いきや......なんと半分ずつで地番が違うだけでなく町名も…
登記の申請にも管轄があり、お住まいの地域によっても不動産の場所によっても管轄が違います。 法務局の受付時間がありますので、交通の状況等で間に合わない場合にはオンライン申請をしています。現状すべてがオンラインでできないので後日必要書類を持ち込みするか、又は郵送にて書類を送る方法がありますので、急ぎで…
固定資産税の課税明細書に記載されている不動産の登記事項証明書を確認すると、相続人さんが知らない方の不動産が混じっていました。しかも、その不動産の固定資産税を長年払い続けていた事が判明しました。 役所に確認すると、「申請して頂ければ納税義務者からは外しますが、今まで払った固定資産税に関しては、毎…
「私は亡父の土地建物にかかる固定資産税を長年払い続けているのに、他の相続人は遺産分割の話に応じてくれない。」という相談がありました。 不動産の所有者が死亡した場合、できるだけ早めに相続登記をすることをおすすめしていますが、遺産分割の話し合いに折り合いがつかず、なかなか登記手続きができないことも多い…
先日、島根県松江市にある休眠会社のみなし解散の登記が登記官の職権によりなされた、不動産を売却したいという依頼が当司法書士事務所にありました。休眠会社を復活させる申請をし、売買による所有権移転登記の申請をと滅多に出会うことのない手続きでした。会社の実印がまだ存在したことや、代表の方がご健在だった…
このたび広島県福山市にて相続の相談を受けました。 その方は今の自宅の底地の登記名義が二代前の祖父名義になっていたようで、自分の名義に換えておきたいとのことでした。 しかし、そうなるとお祖父さまの相続人にあたる方全員の実印と印鑑証明書が必要になると伝え、詳しくお話しを聞いてみたところ8名の親族に連…