先日、福山市で新築の自宅建物用に土地取引とその登記させて頂いたお客様の上棟式に参加させていただきました。 見るのは子供の時以来でしたが、その時のやり方とは随分変わってるそうです。 大工さんが教えてくれました。昔は全部現場で柱に穴を空けたり削ったり。今ではほとんどの家が工場でプレカット(全部加工し…
会社の登記手続きといっても種類が沢山あります。 役員変更、本店所在地の変更、事業目的の追加、会社設立。中でも多いのは会社設立登記と役員変更登記です。 役員変更登記とは会社の取締役、代表取締役、監査役などが交代した場合や任期がきたが再選された場合でも必要です。取締役の任期は昔…
分譲地として開発された土地の売買において、宅地とともに私道部分の持分も売買の対象とすることが多いです。通常、不動産取引において担保の解除は売主の責任で行いますが、持分についての担保解除(抵当権抹消)は不動産登記の制度上「抵当権変更」の手続きによらざるを得ず、この登記手続きの委任状は土地の買主様から頂…
相続登記に必要な戸籍謄本には、期限の制限はありません。被相続人(死亡された方)の死亡後に発行されたものであれば、どんなに古いものであっても大丈夫です。 これに対して、銀行等金融機関に提出する戸籍謄本には期限が決まっている場合が多いので、先に金融資産の相続手続きを行い、最後に不動産の相続登記手続…
登記の申請にも管轄があり、お住まいの地域によっても不動産の場所によっても管轄が違います。 法務局の受付時間がありますので、交通の状況等で間に合わない場合にはオンライン申請をしています。現状すべてがオンラインでできないので後日必要書類を持ち込みするか、又は郵送にて書類を送る方法がありますので、急ぎで…
遺産分割協議は相続人全員が参加してしなければ効力を生じません。 相続が発生してから長い間登記をせずに置いていると、相続人全員が遺産分割協議に参加することが難しくなってしまう可能性も出てきます。ひょっとすると自分が相続人であることも知らないということも…。 そうなると相続人に連絡をとること…
戸籍謄抄本とは戸籍謄本と戸籍抄本のことです。戸籍謄本とはその戸籍に入っている全員の事項を写したものです。戸籍抄本とは戸籍に入っている者のうち一人の事項のみを抜粋して写したものです。戸籍の内容は個人情報でもあるので、何か必要書類として取得される際は抄本でよい場合は抄本でとる事をお勧めします。…
子供がいない夫婦で夫が亡くなった場合の相続においては、奥さんの他に相続人として夫の直系尊属がご存命か確認する事となります。 亡くなった夫の父母が既に亡くなっていても祖父母がまだご存命であれば、奥さんと祖父母が相続人となります。 奥さんと祖父母の間で遺産分割協議をしなければなりません。 その祖父…
固定資産税の課税明細書に記載されている不動産の登記事項証明書を確認すると、相続人さんが知らない方の不動産が混じっていました。しかも、その不動産の固定資産税を長年払い続けていた事が判明しました。 役所に確認すると、「申請して頂ければ納税義務者からは外しますが、今まで払った固定資産税に関しては、毎…
遺留分という制度をご存じでしょうか? 遺留分とは、遺言を残していた場合でも、法定相続人に遺産を相続させることができるという制度です。 配偶者や兄弟、子孫によって相続の割合や遺留分の有無などが異なるので、遺言や遺留分などを判断することは難しくなります。 相続財産から一定基準を遺族に残す遺留分…