不動産の所有権が移転する売買以外のケースとして「贈与」があります。贈与は他人同士よりも、親族間で行われることが多い傾向があります。また、個人事業主が自分の会社に対して、所有する不動産を贈与する場合も見受けられます。贈与については、民法の規定によって、書面によらない場合は撤回できることになっています。…
通常の登記は一般的には本登記と呼ばれます。本登記にはさまざまな効力がありますが、その中でも最も重要な効力は対抗力です。私人と私人の間で取引があり、そのために不動産に関する権利関係に変動が生じても、それを主張できるのは原則として当事者間だけです。しかし、その変動を登記しておけば、広く第三者に対し…
不動産を購入し所有権を取得すると登記識別情報通知という紙が法務局から発行されます。これは所有権を取得した方に取得したことの証として発行されるものです。登記識別情報通知とは2004年の不動産登記法の改正により、それまでの登記済証にかわるものとして発行されるようになったもので、現在では全国すべての…
知人などから土地を買うなどする場合には、以下のことに注意をしなければなりません。 ①その土地を実際に自分のものにする事ができるかどうかの調査をしなければなりません。 土地には「地目」が定められています。地目が「田」「畑」などの農地である場合、宅地などの農地以外の地目へ変更する場合には知事の許可が…
以前のコラムで登記に必要な添付書類の話をしたことがありますが、その添付書類の中の1つに住所証明書と言うものがあります。 これは、不動産の所有権を取得された方や不動産の売主さんの住所の証明(ここに住んでいた売主が住所を変えたけど所有者であることに間違いありませんと証明するもの。等)などで使うものです…
島根県の松江市天神町に彩りサポート松江天神事務所があります。 夕日が嫁ヶ島を背に沈む宍道湖から東へ約100メートル。 学問の神様で名高い白潟天満宮から西へ約100メートルとほど近い場所にある二階建ての建物の一角に私達の事務所があります。 鉄筋コン…
松江市にある司法書士法人彩りサポートに建物を新築した際に、所有権保存登記や抵当権の設定登記などをご依頼頂いていた、松江市に本店を構え出雲市や広島県の三次市に支店を展開されている工務店がこの度新社屋を松江市に建設されました。 司法書士法人彩りサポートは本日新社屋完成のセレモニーにご招待頂きました。 …
わたくし加藤孝平が別法人で運営する高齢者介護施設彩りテラスは、司法書士法人彩りサポートのある松江市で3施設を運営しています。 松江市の朝日町、嫁島町、東津田町です。 そのひとつの施設に小さな菜園があります。 毎年職員も利用者様も収穫の季節を楽しみにしています。 その菜園の一角を隣接の所有者か…
司法書士は不動産の売主様・買主様双方より所有権移転の登記をするために登記簿の調査を行い、登記申請に必要な書類を作成することが多く、登記申請をする土地や建物そのものを見る機会は稀です。 そんななか初めて、宅地造成をする不動産業者の担当者と宅地造成の現場に行かさせていただきました。…
登記の申請においては、単独申請と共同申請という手続きの概念があります。 単独申請は相続が発生した場合の相続登記や住所の変更登記、建物を新築された場合に必要な所有権保存登記などが代表的です。 しかしながら登記申請においての原則は共同申請です。 売買や贈与の所有権移転登記、抵当権設定登記、抵当権抹…