「遺言執行者が亡くなり、遺言に基づく相続手続きが途中で滞ってしまった。」とのご相談がありました。遺言によって不動産の遺贈を受けたのだが、その所有権移転登記手続きをすることが出来ないとのこと。 このような場合は、共同相続人全員の協力を得て手続きを進めることもできますが、相続人が多数いらっしゃる場…
不動産登記の手続きでは、印鑑証明書を添付しなければならないものがあります。例えば売買による所有権移転登記の申請には発行後3ヶ月以内の印鑑証明書を添付する必要があります。 それを代理人である司法書士が代わりに申請する場合は、司法書士への委任状に実印を押印して頂き、その印影と印鑑証明書の印影が同一であ…
司法書士法人彩りサポートでは、相続のご相談から相続登記(所有権移転登記)のご依頼を頂いたことがあります。 また、法務局へ申請に行くと法務局の相談窓口で相続の相談をされている方を見かけたことがあります。 相続登記は手間と戸籍が読めれば相談をされながらご自分で登記をすることができます・・・。しか…
不動産の所有者であることを証明する書類で、所有権移転登記と所有権保存登記、土地の合筆登記の登記済証を指します。現在では権利証に代わり登記識別情報というものが法務局から通知されます。登記識別情報は12桁の数字とアルファベットで組み合わせされた暗号で、不動産ごと、登記事項ごと、権利者ごとにつくられます。…
不動産売買契約の解除と不動産取得税 土地や建物の売買契約を締結し、売買による所有権移転登記が完了した後に、売主と買主との間の合意でこの売買契約を解除することがあります。このような場合には、所有権登記名義人を当初の所有者に戻すために、『合意解除による所有権抹消登記』を申請します。当事者の感覚としては…
島根県松江市に事務所を構えています、司法書士法人彩りサポートで働いていますが、私は日々の業務で登記申請の為の申請書を作成しております。 主に不動産登記で所有権移転登記や所有権保存登記や抵当権設定登記等あります、申請書の作成はお客様から預かった書類などから、登記申請に必要な情報かどうか判断します。 …
司法書士法人彩りサポートでは、不動産の所有権移転登記をはじめ、不動産に抵当権設定登記や根抵当権設定登記などのご依頼を頂いており、申請を作っております。 1つの案件で複数の登記申請をすることもよくあるのですが事務所に入った頃は「1つずつ申請して、登記が完了したら次の登記をするものと思っていましたが・…
島根県の出雲市にある住宅会社の店長さんに新築に伴う所有権保存の登記のご依頼がありお伺いしたところお昼時とも重なり昼食をご一緒させていただきました。 古くからある島根県では有名な出雲そばのお店がその住宅会社の近くにありそこで昼食をとのこととなりました。 その蕎麦屋さんは昔、松江市天神町…
両親が死亡し、空き家となった実家の土地建物を売却したいとのご相談が増えております。 このような場合は、不動産売却をする前に相続登記を完了させておかなければなりません。 相続登記完了後、法務局から「登記識別情報」(権利証)が通知されますが、この通知書が売買の登記手続きの際に必要となります。…
先日、島根県松江市にある休眠会社のみなし解散の登記が登記官の職権によりなされた、不動産を売却したいという依頼が当司法書士事務所にありました。休眠会社を復活させる申請をし、売買による所有権移転登記の申請をと滅多に出会うことのない手続きでした。会社の実印がまだ存在したことや、代表の方がご健在だった…