風営法許可申請において必要となる書面はいくつかあります。
今回はその中で「賃貸借契約書」と「使用承諾書」というものに注目したいと思います。
風俗営業を行うお店が、自分の所有物件でない場合、つまり、誰かから賃貸借を受けた物件の場合には賃貸借契約書のコピーを提出しなくてはなりません。これは原本である必要はなく、コピーです。逆に原本を提出したいという場合でも、コピーの提出を求められることになると思います。大切な原本を警察署としても預かりたくないということです。

では、「使用承諾書」はどうか。これは基本的に原本を提出することになります。
そもそもですが、使用承諾書とは、賃貸借を受けた物件が風俗営業を行うお店であることにオーナーが同意しますよ、というものです。
賃貸借契約の段階では通常の飲食店だと思ってオーナーが貸したのに、借り手は風俗営業を行うつもりだった場合に、後から揉めることを防ぐためです。

つまり、賃貸借契約書だけでは足りず、使用承諾書の提出も合わせて必要なものとなります。

風俗営業許可申請をお考えの場合、賃貸借契約書をもらう時に使用承諾書も合わせて取得しておくと良いでしょう。

行政書士法人 彩りサポート
島根陸運局前事務所
島根県松江市馬潟町39番地7

Tel.0852-37-2262