新たに車を購入しようとした場合、登録と同時に前の車を廃車するか名義変更する場合があります。４月１日時点で車検証上の使用者になっておられる方に対して、自動車税が課されます。３月３１日までに廃車手続きを完了すれば、自動車税を課される事はなく、後で過払い金の還付を請求するような面倒な手続きが無くて済みます。
車検証の所有者欄を見て頂くと、分割払いはもちろん一括払いの場合でも所有者名がカーディーラー名義になっていることがあります。名義変更するにしても廃車するにしても所有者であるかとの判断が必要になります。
そこで、「所有権解除」という手続きをすることで、車を買われた方の名義に変える手続きで、必要書類などを準備しなければなりません。普通車の場合、譲渡証明書と印鑑証明書さらに委任状が、軽自動車の場合申請依頼書が必要となります。ディーラーさんによっては書類を貰うのに日数がかかったり、また免許証のコピーや住民票、印鑑証明書などを求められる場合があります。このため、早めにディーラーさんに書類を頼まないと、予定の期限に間に合わない事がありますので、要注意です。概ね１ヵ月程度余裕を持って、まずディーラーさんに電話でお問い合わせされることをお勧め致します。特に３月は年度末という事もあり繁忙期ですので早め早めの対応が大事です。
