簡裁とは簡易裁判所の略です。簡裁は訴額(厳密に言えば少しちがいますが訴えたい損害などの金額と考えてください…)が140万円以下の請求についての裁判を管轄するところです。
簡裁で行われる訴訟のうち、9割以上が両方またはどちらかが本人が裁判所に行く本人訴訟です。とはいえ、本人で訴状を作り、証拠書類なんかも作って…なかなか大変な作業です。
先日も原告代理人として福山の簡易裁判所へ行ってきました。
福山の簡裁はテレビで出てくるようないわゆる法廷ではなく普通の部屋に円形のテーブルが置いてあるラウンドテーブル型でした。
民事訴訟で代理人となれるのは弁護士と司法書士だけです。
- 身の回りに起こる紛争、具体的には貸したお金を取り戻したい
- アパートの借主が家賃を滞納している
- 交通事故の相手方に損害賠償請求したい
など…
登記の専門家だけと思われがちですが140万円以内であれば司法書士もご相談にのることができます。