松江天神事務所をかまえる島根県では旧暦の10月のことを「神在月」といいます。
これは、日本全国から八百万の神々が出雲大社に集まり、会議をするといういい伝えからだそうです。その為、他の地域では神様が不在となり「神無月」とよばれています。
この神在月に合わせ、出雲市の出雲大社には全国から参拝者が訪れます。
そして、松江市でも神在月に合わせ毎年9月から10月いっぱいまで「松江水燈路」というイベントが行われています。日本国宝へ指定された松江城の周辺をライトアップする光のイベントで、神々の旅路を灯すといったところでしょうか。松江の秋の風物詩となっています。
9月から9月下旬までは松江城内のライトアップ、9月下旬から手作りの行灯にアーティストによる新作の行灯などが城内に設置されています。城下町に並ぶ行灯、風情ある街並みがとても幻想的なため「インスタ映え」間違いないですね。
先日から松江水燈路の目玉「遊覧船夜間運行」も土日祝に開催されていて、松江の夜の美しい景観がとても人気となっています。
他にも宍道湖唯一の島、嫁が島がライトアップされたり、屋台やライヴなどイベントも盛り沢山。
今年は松江商工会議所青年部として水燈路のお手伝いをさせていただくため、島根大学の学生や一般の方、沢山の方の協力がある中で開催されていることを知る機会となりました。
少しでも多くの方に足を運んでいただいて、この時期ならではの松江の姿をみていただきたいものです。