このたび広島県福山市にて相続の相談を受けました。
その方は今の自宅の底地の登記名義が二代前の祖父名義になっていたようで、自分の名義に換えておきたいとのことでした。
しかし、そうなるとお祖父さまの相続人にあたる方全員の実印と印鑑証明書が必要になると伝え、詳しくお話しを聞いてみたところ8名の親族に連絡をとらないといけないことが分かりました。
中には最近はほとんど交流のない方もおられるようで、少し考える時間をくださいと今日のところは帰られました。
このように不動産の名義をそのままにしておくと、いざという時に手続きに相当な手間がかかることになります。
私はいつも、不動産の名義は代が替われば、なるべく速やかに相続登記で次の代の方に名義を換えておくことをお勧めします。