人が生活するうえで必要な衣食住！その中で司法書士業務、行政書士業務において関わりの深い住宅について考えてみました。

重要な選択となるのが生活の基盤となる自分自身や家族の住む場所を一戸建てや分譲マンションなどを所有するのか、共同住宅などの賃貸アパートに居を構えるのか。

司法書士法人彩りサポートのある松江市でも新しい宅地が造成され新築の素敵な建物が立ち並びます。利便性の良い場所には新築の分譲マンションが建設されています。

特に分譲マンションの広告においては残り一邸！などの記載を見るとその人気の高さを感じます。

他方つい先日まで田んぼや畑だった土地が埋め立てられ１０所帯位が入居できるような大きな賃貸物件としての共同住宅が何棟も建設されています。

• 新築！
• 入居者募集！

などの賑やかな幟を良く見受けられます。

休遊資産の有効活用や相続税対策の面やあり沢山の共同住宅が建築されています。一括借上をうたう建設会社の営業努力の結果もあるのかもしれません。

そのように新築された共同住宅のお洒落な外観や新しいデザイン。油の浮くアスファルトで敷き詰められた駐車場を見るだけで心ときめくものがあります。

新築の一戸建てや分譲マンション、共同住宅など新しい生活の基盤となるお住まいに希望を胸に移り住まわれることでしょう。

「お金の視点では！！」

ところでライフプランの視点から考えてみた場合の住まいを所有することと、住まいを賃貸にすることとで一体どちらが得なのか？損なのか？という論争があります。

土地を新たに求め新築の建物を建設して不動産を所有するならば必然的に高額な不動産の取得となります。

高額となる不動産の取得となれば金融機関からの融資を受けたうえでの取得となることが多いと思われます。

また、所有する場合も、金融機関から融資を受ける場合も登記手続きが発生すると思います、自分で出来なくはないと思いますが、根気と時間を要します。

そんな時にサポートするのが、司法書士法人彩りサポートです。ご相談して頂ければあっという間に解決できると自負しております。（その分費用は掛かりますが！！）

生活プランから概ね毎月賃貸アパートに住んだ場合に見合う家賃相当の住宅ローンの返済金が必要となることが多いと思われます。

ボーナスもローンの組み方によっては返済財源に充てなければなりません。

「不動産を所有する場合」

不動産の所有には取得時には建物に対しての消費税や不動産取得のための登記費用、不動産取得税などの諸経費がかかります。一般的に諸経費は不動産購入価格の１割程度必要といわれます。

その後の維持管理費も負担しなければなりません。毎年不動産には固定資産税がかかり契約内容によっては建物の火災保険なども負担しなければなりません。

住宅ローン等を完済した際に最後に不動産の所有権は残ります。

しかし住宅ローンの返済期間は２０年や３０年など長期に渡ります。日本の現状である人口減少社会において何十年後の不動産の資産価値が現在と同じ状況で推移する約束はありません。

また不動産の所有権を取得する権利を得たならば義務も同様に負うこととなります。

瓦が台風で飛んでいく‥

庭木が隣接地に越境してる‥などなど。

しかし住宅ローン等を完済した場合は維持管理費以外の費用負担はありません。担保価値によってはその後不動産を担保に新たな融資を金融機関から受けることも可能な場合もあります。

また相続財産として残された配偶者に安心して同じ場所に住み続けることを約束してあげることも出来ます。

「不動産を賃貸にする場合」

一方賃貸に住まいを構える場合は毎月定額の家賃さえ支払えば入居時に敷金礼金などは必要となることが多いと思われますが退去時の原状回復義務の履行以外はその後大きな出費はありません。

使用方法に間違いがなければトイレが詰まっても不動産管理会社に電話すれば済みます‥‥

お風呂の水がでなくても‥

エアコンも備え付けのものならば故障しても数日後には新品と交換されているかもしれません。

建物が老朽化した際や仕事や進学の際には建物を所有している場面よりは容易に違う賃貸物件に転居できます。住まいにこだわりのある若い方や女性の方はは気分転換の延長で違う賃貸物件に転居することもあると聞きます。

しかしながら毎月毎月家賃を払い続けても所有権を取得することは出来ず何も残りません。

不動産を所有しているかそうでないかという金融機関からの個人に対しての与信面でも多少劣る側面はがあると思います。

不動産を所有するべきか賃貸するべきかの答えは簡単には出ません。そのことに迷いながら賃貸物件に住み続けている方もおられるのではないでしょうか。

「まとめ」

しかし人は必ずどこかに住まなけれなりません。

家族構成も変わることもあるでしょうし。

人間は必ず歳もとります。

ペットを飼いたくなるかもしれません。

私見ではありますが自分の住まいを所有するか賃貸のままでいくのかの全員に共通する答えはないのかもしれません。

その時その人の生活スタイルに合った状態がその時点での最善の答えであり最高のお住まいなのではないでしょうか。