5月11日より新しく17の地域で地方版図柄入りナンバープレートが交付開始となりました。いわゆるご当地ナンバーです。
国土交通省によると、このご当地ナンバープレート、『走る広告塔』として、地域の風景や観光資源を図柄とすることにより、その地域の魅力を全国に発信することを目的としているそうです。どの地域のプレートの図柄もカッコよかったりカワイイのだったりで、各地域の特色がそれぞれよく出ていますよね。
そんなカッコいいプレートのうちの一つが島根県の「出雲」ナンバーの八岐大蛇(やまたのおろち)デザイン!出雲神話に登場するヤマタノオロチを虹をイメージしたカラーで表現しているんだそうです。
プレート代は、モノトーン版で登録車は8,620円、軽自動車は9,340円に、いずれも寄付金1,000円以上でフルカラー版となります。
図柄入りではない単なる希望ナンバーは、登録車は4,440円、軽自動車は4,480円です。参考にしてください。
ここ最近、街中でもオロチナンバーを見かける回数も増えてきた気がします。(見つけた瞬間は少しテンションが上がったりもしました!)
ご当地ナンバープレートは選べるの?
そんな「出雲」ナンバーですが、交付開始日前には、「ナンバーは選べるんですか?」。というお問い合わせが多く寄せられました。
4桁のアラビア数字部分は希望ナンバーとして選べますが、「島根」「出雲」の部分、標版地は残念ながら選ぶことはできません。ではどうすれば出雲ナンバーになるのか?
ナンバープレートは使用の本拠地がある陸運支局単位で交付されます。
しかし一定の条件を満たした地域に限り先に述べた地域振興の観点からご当地ナンバーが誕生し、出雲市、奥出雲町、飯南町の3市町に出雲ナンバーが認められ、この3地域に使用の本拠地を置く車には出雲ナンバーが交付されるようになりました。
使用の本拠地が現在出雲市にある島根ナンバーのお車をお持ちの方も、買い換え等でナンバープレートが変更になると自動的に出雲ナンバーとなります。
また、島根ナンバーのお車を転入等によって出雲ナンバーエリア外から、使用の本拠地を出雲市に移した場合も出雲ナンバーになってしまいます。その逆のパターンもあります。
また、3地域で現在島根ナンバーの方は、出雲ナンバーに変更することもできます。ただし、一旦変更すると島根ナンバーには戻せませんのでご注意ください。
大まかですが、出雲ナンバーについてお話させていただきました。
希望ナンバーの申請から交付可能日までは現在、コロナの影響で8営業日以上かかっている状態ですのでご注意ください。
私どもでは希望ナンバーの申請手続きもお手伝いいたしておりますのでナンバー変更をお考えになっておられる方はぜひご相談ください。