相続登記申請の付随業務として、遺産分割協議書の作成も行っております。相続財産の中に未登記の建物がある場合は、表題登記手続きにも使えるよう配慮して作成致します。そして未登記建物を登記するために、土地家屋調査士と司法書士とで連携して手続きを進めて行くことになります。先日、遺産分割協議書を完成させ、お客様…
「兄弟で遺産(相続財産)をどのように分割すればよいですか?」というご相談をうかがうことがあります。 遺言書等がない場合には「相続人の皆さんのお話合いがすべてです。」とお答えすることが多いのですが、負債(借金)に関しては、相続人間の話し合いのみでは決めることが出来ません。 例えば「亡父の負債につい…
孫を養子にした祖母が亡くなられました。この場合、祖母が亡くなっても実親である母に親権は回復しない為、祖母の相続を法定相続分による遺産分割協議を実親が親権者として行う事ができません。 そこで、家庭裁判所に実母が死後離縁の手続きをとる事で簡単に親権を回復させる事ができるそうですが、親権を回復させるだけ…
遺産分割協議は相続人全員が参加してしなければ効力を生じません。 相続が発生してから長い間登記をせずに置いていると、相続人全員が遺産分割協議に参加することが難しくなってしまう可能性も出てきます。ひょっとすると自分が相続人であることも知らないということも…。 そうなると相続人に連絡をとること…
先日島根県松江市の当事務所にてこのような相談をいただきました。その方は孫を養子にしたのちに祖母が亡くなられました。 この場合、祖母が亡くなっても実親である母に親権は回復しない為、祖母の相続を法定相続分による遺産分割協議を実親が親権者として行う事ができません。 そこで、家庭裁判所に実母が死…
司法書士の仕事の中に遺産分割協議があります。 被相続人の死亡後に残された配偶者や子供の間で遺産の分け方を話し合うことを遺産分割協議と呼んでいます。 遺産分割協議は相続人全員で行わなければなりませんので、遺産分割協議書には、相続人全員が記名押印しなければなりません。 不動産登記の手続…
祖父母の島根県松江市にある不動産に関する相続登記の依頼があり、戸籍を集めていくと相続人が30名以上に… 今まで会ったことのない相続人の方が複数いる状態で、遺産分割協議(依頼者である相続人にすべての財産を移転するという内容のもの)に判子を貰うように進めていきます。しかし、中には「遠くに…
預金者に相続が発生した場合、金融機関で戸籍や遺産分割協議書の提出を求められます。 その際、注意して頂きたいのが遺産分割協議の内容です。預金が遺産分割の対象とされているのか。 誰にどれだけ承継されるのか。 など遺産分割協議書の記載を明確に特定しないと金融機関も手続きを進めることができ…