死後離婚の手続きをとられるケースが増加しているそうです。 亡くなられた配偶者と離婚の手続きは出来る余地は今も昔も存在しません。 亡くなられた配偶者側の姻族関係終了届けと復氏の手続きを合わせて行うことを死後離婚とされています。 死後離婚の手続きをしても亡くなられた配偶者との相続人としての、地位や…
遺言の執行を確実に行うためには遺言執行者が必要です。遺言者が遺言で指定することもできますし、その指定がないときは、家庭裁判所に選任申立てをして決めてもらいます。 相続人の中からも遺言執行者を選ぶことはできますが、相続において利害関係がなく、相続に関して知識のある司法書士に頼むことが相続人同士の…
「姉が印鑑登録をしたくない(実印を作りたくない)と言っているのですが、どうしたらよいですか?」相続登記のご依頼者様より、このようなご相談がありました。 相続手続きの必要書類として、遺産分割協議書に実印を押印の上、印鑑証明書を提出するようお願いをしていましたが、市区町村の印鑑登録をしていない方の…
夫が亡くなったという方から相続の手続きのご相談がありました。故人は小学校2年生と5年生のお子様を残し、若くしてお亡くなりになったとのことでした。法律上、未成年者は判断能力が未熟であると考えられており、単独で遺産分割協議に参加することが認められていません。このような場合、未成年者本人に代わって「特別代…
戸籍は、本籍のある市区町村で保管されています。必要な時に請求できるのは、役所が保管している戸籍の原本の写しになります。 謄本と抄本の違いは、どの部分の写しをもらうかの違いです。戸籍謄本=全部事項証明書は、役所に保管されている戸籍の原本の全部の写しのことで、全員の分になります。 戸籍抄本=個人事項…
遺言書が発見された場合に、その遺言書に封印がある場合には、家庭裁判所に持っていき他の相続人等の立会いのうえで開封しなければなりません。開封してしまったからといって直ちにその遺言書が無効ということにはなりませんが、遺言書を勝手に開封してしまった場合は五万円以下の過料に処せられることがあります。 …
全国的に空き家が増加していると聞きます。 司法書士法人彩りサポートのある福山市や松江市のような地方都市だけでなく、東京や大阪などの大都市でも増加しているとのことです。 一戸建ての建物の空き家だけでなく、老朽化したマンションでも目立つ傾向にあるとのことです。 人口の減少や生活スタイル…
近年高齢者ドライバーによる交通事故が報道で取り上げられることがあります。 本日、相続登記の相続人さまのご自宅を訪ねる途中で、自動車5台の玉突き事故の現場に遭遇しました。 その後のラジオニュースで、全員が軽い怪我で済んだとの事でほっとしましたが、日頃から車庫証明の申請手続きや自動車の登録業…
登記の申請においては、単独申請と共同申請という手続きの概念があります。 単独申請は相続が発生した場合の相続登記や住所の変更登記、建物を新築された場合に必要な所有権保存登記などが代表的です。 しかしながら登記申請においての原則は共同申請です。 売買や贈与の所有権移転登記、抵当権設定登記、抵当権抹…
ご自宅を相続という形で代々承継されている方もいらっしゃると思います。相続登記の手続きの際、相続証明書を添付するのが一般的です。この相続証明書を代々受け継いでいる方もいらっしゃいます。昔の書類なので必要ないと思われる方もいらっしゃると思いますが、あるとないとでは相続登記手続きに大きな違いが生じる可能性…